2008年11月26日

unforgivable

お料理がうまい同居人男性が出てくるというだけの紹介をした近藤史恵の「狼の寓話」ですが、続編の「黄泉路の犬」ともどもテーマは重い話です。(以下ネタばれ)

狼の寓話のテーマはDVです。
ホテルで殺害された男、疑われるのはその妻、お互い再婚同士であったその夫婦の過去を調べるうちに、彼らがそれぞれ初婚時にDVの加害者と被害者であったことが判明。
悔い、反省し、変わることを誓った男は再婚した妻に再度手を挙げたのか?
…人は変われないのでしょうか。どーんと重い展開でした。

そして黄泉路の犬。こちらは動物がテーマです。捨てられ、虐待され、殺処分されていくペット達。
アニマル・ホーダー(animal hoarder)という比較的日本では新しい概念も登場、「処分されるよりマシ」という飼い方が許されるべきなのか。小説なので誇張しているかもしれないですけど事実は小説より奇なりというぐらいです、本当にこういう飼い方をしている人もいるのかもしれません。

正当化される暴力とか、必要な実力行使とか、そういうものがあるのかどうかは分かりません。ま、「こんなやつ殴ってやればいいのに」と思うような場面もありますし。
でも、個人的に絶対許せいない暴力が強者から弱者への暴力です。大人が子供を、男性が女性を、高齢者や要介護者を、人が繋がれた犬を、虐待する。これは絶対に許されないと思います。

…と、熱く語ってきてこのオチかい!と怒らないでくださいね。ここまでも本題でしたがここからも本題です。

来年5月に公開予定のスタートレック映画最新作。
今回はカーク船長の子供時代も描かれるらしいということで楽しみにしていたのですが。
情報によると両親を早くに失ったカーク達兄弟は叔父の家に引き取られますが、叔父はアル中でカークたちを虐待するらしいのです。
すかっとしたいSF映画でそういうのはイヤだなあ。大体子供が虐待されるところなんて見たくないよなあ。
見に行くの止めようかなーと悩み中です。
posted by ひかり at 18:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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