2008年06月15日

月といえば

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NASAの月面用トラックプロトタイプの写真だそうです。

月といえばキャプテン・フューチャーの生まれ故郷。
人工生命の研究をするために無人の月に移り住んだニュートン夫妻の一粒種カーティスは幼くして両親を失い、そのまま無人の月でロボットとアンドロイドと生きている脳に育てられ、太陽系のヒーローとなったのでした。


小林少年に次ぐ私のヒーローです。
私にとってのスペースオペラの原点で、かなり初期に読んだSFのひとつがこのキャプテン・フューチャーのジュヴナイル、子供の頃は自分の自転車にこの宇宙船の名前をつけていました。

生まれて初めて書いたファンレターはこのシリーズの翻訳者宛。当時すでに原作者が没していたとはいえ、ご自身も作家である翻訳者に翻訳作品についてのみ熱い感想を語ったファンレターというのは失礼ではなかったかとも思われますが、当時小学生という私の年齢も幸いしたのかは分かりませんが、丁寧なお返事をいただき感激したものです。
この人の日本語に感化されすぎ、カタカナを多用する書き方を真似して作文を書いたところ学校で先生に注意され、「でもプロの翻訳家がこういう書き方をしています」と反論したことも。
大人になってから1度SF大会か何かでお目にかかりましたが、この時にもとても親切な方でした。
この人の書かれた「スペース・オペラの書き方」を読んでスペース・オペラを書こうと挑戦したこともあります。

一度年賀状をいただきました。
何かで月が話題になっていたのでしょうか、「20世紀中には月世界旅行が実現するのではないかと思ってます。カーティス(キャプテン・フューチャー)の生まれ故郷を訪れてみたいですね」と書かれていました。

残念ながら20世紀中にそのような日は訪れず、このトラックも背景の青空から分かるように地球での写真です。2020年までに実用化を目指しているということでまだまだ先のことになりそうです。

月世界旅行の日を迎えないままに、先日野田昌宏氏が他界されました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
posted by ひかり at 01:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
野田宇宙大元帥のご冥福を心からお祈りします。
同じ日に氷室冴子氏もお亡くなりになり、こちらは朝日.comの携帯ニュースで流れたのに、野田様のニュースは流れませんでしたっけ・・・

私の人生中の後悔のひとつ(たくさんあるんですが)が、キャプテンフューチャーシリーズ文庫本全巻を置いたまま実家を出てしまったことです。実家はもう無く、もう一度買い直すのも、なんだなぁ。。。
Posted by くりまんま at 2008年06月15日 16:47
え……(呆然)
氷室冴子氏も亡くなっていたんですか…?
それは知りませんでした。今すごい衝撃を受けています。
「なんて素敵にジャパネスク」、決して続きは出ないんですね。

カーティスが私のヒーローだったように、瑠璃姫も私のヒロインでした。

キャプテン・フューチャーは昔のハヤカワではなく最近(1,2年前?)に東京創元社から全集が出てましたよね。私は未読のもの(短編集)だけ買いました。
Posted by ひかり at 2008年06月15日 17:46
ひかりさん、素敵なご縁があったんですね。
私もキャプテンフューチャー、大好きでした。NHKでアニメになってましたよね。

子供のころの好きなものに対するパワーって、今は考えられないくらいすごいパワーだった気がします。

そして、私も氷室冴子さんの訃報、知りませんでした。ご冥福をお祈りします。
Posted by ひろ at 2008年06月16日 10:38
ひろさん

こんにちは。キャプテン・フューチャーはアニメ派も方も多いですね。私は原作派(基本的に文字型人間なので)ですが。赤毛の若き天才科学者カーティス・ニュートン。いいですよね〜。
「ジャパネスク」や「ざ・ちぇんじ」も、漫画よりも原作の方に夢中になりました。

えーと…でも「今は考えられないくらいすごい」は…どうでしょう。
大人になってからはまると子供時代よりは圧倒的に経済力があるので、それはそれですごいですよ(体験中)。
Posted by ひかり at 2008年06月17日 01:15
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