2008年06月21日

星空に思いを馳せる

清水玲子の比較的初期のシリーズにジャックとエレナというヒューマノイドロボットが出てくるシリーズがあります。このシリーズの短編で、このエレナが200年前の地球の光景をどうしても見たいと、200光年離れた星の展望台から地球を見るという話がありました。つまり200年前の地球の光景が見えるわけです。

とはいえ、当然これは200光年も離れた星に、光速以上の方法で行ける方法がないと使えない方法なわけで。現在の科学技術では無理な方法で、だからこそSF漫画らしさを感じて印象に残っていたのかもしれないのですが。

「天文学者が時間を遡り、300年前の地球に届いた光をもう一度受信した」そうです。記事はこちら
おお。すごい。

ここしばらく、むしょうに星空が眺めたい気分になっています。別に何のきっかけがあったわけでもないので我ながら不思議ですが…。
とはいえ「東京には空がない(by 智恵子)」ばかりか「東京には星もない」ので、満天の星空を眺めるなどという贅沢な経験はプラネタリウムでもいかない限りできません。
プラネタリウムもいいんですけど、物語も音楽も星座の線も不要な気分の時には不向きです。

人生で記憶に残っている満天の星空といえば、高校時代留学していたアメリカ中西部と社会人になってからの夏休みの与論島。
この留学時にいたところは、そもそも私のいた町の人口800人、人より牛の方が多く、さえぎるものもない地平線が360度楽しめるという、すごい環境でした。
夜のドライブなど本当にヘッドライトだけです。
こんなところだったので、星空を見るのには最高でした。
(あとここで見た忘れられない自然現象は、数え切れないほどの蛍が一面に飛び交う乱舞の光景です。これも凄かったです。)
与論島では本当は夜光虫という海の中での発光現象を見にナイトクルーズに参加したのですけれど、あまりの星空の見事さに船の下を見る余裕などなくひたすらに船の上ばかり見上げていました。あの星空も本当に綺麗でした。

この夏はどこかで黙って星空を眺めてみたいです。

ただ「黙って星空を見る」って結構難しいんですよね。
当然こういうコンディションを求めるには夜で人気がないところ、ということになります。が、黙って浸りたいということになると一人が望ましいわけで。
私は身長があって且つフェロモンも所持金もないので最も襲われにくいタイプの人間だとは思うのですけど、そうはいっても「明かりも人気もない夜」という状況下ではそこまで見分けてもらえるかは甚だ疑問ですからね。

こんな話を友人にすると言われるわけです。「そりゃ誰か一緒に星空の下で寝転んでくれて守ってくれる人を探した方がいいんじゃないの」と。
で、私の答え。「うーん、一緒に寝転んで守ってくれるシェパードかロットワイラーが飼いたい」
…こういうこと言ってるから縁がないんだ。

ああ、300年前の光の話で始めたのに結局私が語るとスケールの小さな話になってしまいます。なぜ?

でも冒頭で紹介したジャックとエレナのシリーズ、設定に矛盾はあるんですが、いい話が多くて大好きです。
posted by ひかり at 02:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。はじめてコメント入れさせて頂きます。
ジャックとエレナシリーズ、読みましたし好きです。
だいぶ忘れちゃってますけどね…。
ダニールが人間そっくりである、という描写を読んだ時、
実はエレナを思い出しました。
Posted by sachi at 2008年06月21日 14:45
sachiさん、こんにちは。ようこそいらっしゃいませ。

ジャックとエレナいいですよね。といいつつ実は私も忘れてしまっているのでこの冒頭のエピソード、タイトルを紹介できなかったのですが。
私はダニールとの出会いの方が先でした。エレナとダニール…より、ジャックとダニールの方が似ていませんか?過保護なところとか。
この系統がお好きでしたらタニス・リーの銀色の恋人などいかがでしょう。
Posted by ひかり at 2008年06月21日 18:37
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