2008年06月24日

分かりやすい説明

「ひかりさんてアメリカの弁護士さんなんですか」

法務関係者ばかりの世界で生きていると「NY州弁護士」にいちいち反応されたりしませんが、今は法務部でないのみならず他部門や他社とのやりとりも多く、こういう質問を受けることが結構あります。

「うーん、ええ、まあ。一応ニューヨーク州の弁護士資格は持ってます」
「じゃあひかりさんはアメリカで裁判とか出来るんですよね」
「あー、理屈の上では出来るものもあります」

私の歯切れの悪い答えに、よく分からない顔になる人もいれば謙遜と取る人もいるようです。

「え? 資格、持ってるんですよね? 弁護士さんなんでしょ?」
「それはそうですけど、だからといって即アメリカの法廷で闘えるわけじゃないですよ」

かけねなしの真実であり、法務関係者であれば訊くまでもないことなのですが…。
どうも分かりにくいようです。

最近、分かりやすい例を見つけました。

「私、免許持ってるんですけど完全なペーパードライバーで。この前アメリカで運転したら道路標識も読めないし交通ルールも分からないし、暗くなってきてもライトのつけ方も分からなかったし、車体感覚も車間距離も分かんなくて、しかも反対車線につっこみそうになって、何度も死にそうになりました。でも、免許持ってるんですよ。私の弁護士資格はこんな感じで。いわばペーパー弁護士です」

まったくもって本人には笑い事ではありませんが、でもほんとにそういう感じです。
というか、仮免かも。

このイメージは分かりやすいようで、「ああ、そういう感じなんですか」と納得してもらえます。
それはそれで複雑な心境なんですけどね。
posted by ひかり at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。