2008年07月05日

平成の年貢

私の勤める会社でも、夏季賞与が支給されました。
何ヶ月分の支給かというのは公にはアナウンスされないのですけれど、そうはいってもこの時期社員の最大の関心事。結局みんな支給前に大体のところは知っています。まあ普通の社員の場合、賞与といったところでもともとそれを込みで年収が決められているわけで、生活給ですしね。

というわけで、支給明細を見たときに支給総額についてはうわさどおりで意外な思いはなく、ふんふんと思いながら眺めていたところ視界の隅に入った数字にびっくりです。
なんだ、この金額は?と思って項目を見ると…。
「差し引き支給総額」つまり実際に払われる金額です。

えっ!
と愕然としました。

なんだよ、この控除…。

私は持ち株会や財形貯蓄のようなものはやっていないので、控除は全て強制的に私に何ら選択の余地なく引かれている金額です。
これが日本企業で働く最大の楽しみの瞬間なのに、思いっきり水を注されました。というか水をかけられました。

まあそれでも江戸時代は四公六民だの五公五民だの、下手すりゃ六公四民だのだったわけで、それよりはいいか。
と意味ない比較をして自分を慰めました。ちょうど何冊か続けて時代小説を読んでたからかな。

その何日後だったでしょうか、朝のニュース番組で暮らしにおける税金がどの程度のものなのかを検証するというものをやっていました。
給与明細の所得税や住民税等のように明細に出るものははっきり分かりますし、あと消費税も明確です。
そのほか、不動産や車を持っていれば当然それにも税金がかかっています。
金額こそ小さいながら税率でいうと高いもので私と密接な関係があるのは酒税でしょうか。
スモーカーだとタバコ税ですね。
輸入品の買い物をすれば消費税のほかにすでに関税がかかっている場合があります。
せちがらい世の中にため息をつきつつ、リフレッシュしようと温泉に行けば今度は入湯税。
使ってる場合じゃないよなと貯金すればわずかな利子にも課税されています。

えーと。もしかして私(達)、江戸時代の農民より年貢納めてますか。
ちなみに四公六民といっても実際に4割も納めていたわけではないそうです。あと、五公五民を超えると一揆率が上がったそうですよ。

税金を払う側であることをむしろ感謝しなさい。働けるだけの健康と能力と仕事があるということなのだから。

そう思おうとはしているんですけどね。その通りだと頭では思うんですけどね…。
それでもやっぱり、この控除分で何が買えたかな、などと思ってしまいます。

というわけでせめてこの税金、必要なところに正しく使われますように。
posted by ひかり at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。