2008年10月26日

外国人の日本語「いいまちがい」大全集

わはははは。
抱腹絶倒の本でした。電車の中でお読みにならないことをお勧めします。

外国人へのプレゼント本探しで久しぶりにBooks on Japanのコーナーをうろついていたところ目にとまった本です。外国人の日本語いい間違いを集めたという実にタイトルどおりの本で、薄い新書版のしかも対訳(つまり情報量としては半分)だったので、立ち読みしてしまえと思っていたのですけど、つい噴き出してしまったので立ち読みには向かない本と判断、お買い上げとなりました。

最初は食料品屋での会話で始まります。
外国人女性(日本語いい間違いなのでみんな日本語でしゃべっているのが前提です)が探し物をしていて、お店の人に尋ねます。「コヤシは置いていませんか」
お店の人はうちは食料品屋なんですがと思いつつ、「肥やしは扱ってませんね。扱ってるお店も知りません」と答えますが、親切心を出して「なんで肥やしが必要なんですか」と尋ねます。
「なぜって、サラダに乗せるためですよ」
…言いたかったのはモヤシだったようです。

切ってない(スライスされていない)パンが欲しいというつもりで汚いパンをくださいといってしまった人、鮮魚売り場でイヌが欲しいと言い張った人(欲しかったのはウニ)、家電製品屋で葬式について問い合わせた人(求めていたのは掃除機)など理解できるような出来ないようないい間違いもあれば、どうしてこれを間違える?のような間違いもあり(でも定番の間違いとして紹介されているところからすると日本語話者ではない人には間違えやすい様子)、いや〜面白かったです。
特に電車の中で人にじろじろ見られて腹を立てた女性の怒りのエピソード、伝道師が神の愛を説こうとした説教、バスから降りようとする外国人の叫びなどは秀逸です。笑いが止まらないこと請け合いです。
お約束のシモネタも。草を踏みしめる感触がなつかしいと言いたかった教授はクソの上を歩きたいと言ってしまい、大学で簿記を勉強したはずの人はボッキを勉強したことになり、受付で面接の約束があるといいたかった人はメンスが始まりますと宣言してしまいます。

外国語でとんでもないいい間違いをして笑われた経験のある人には特にお勧め。
なるほど、母国語でこう聞こえたら笑ってしまうだろうなというのも納得がいきますし、それから言ってる方としては「これぐらいの言い違い察してよ」と思うことでもその言語を母国語とする人には思いつかないいい間違いなんだろうということも想像がつきます。

それにしてもこのコーナー、「60分で分かる日本語」「15のセンテンスでできる日本語会話」「これであなたも流暢な日本語が話せる」など、「日本語」を「英語」に置き換えたら英語学習本コーナーにあるようなタイトルがずらり。
日本語学習者も苦労してるんですね。
posted by ひかり at 03:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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