2008年11月24日

日本企業と外資企業

私自身かつて働いていたことのある日本企業の法務部で働くアメリカ人弁護士と食事をしたときです。
そろそろ転職しようかと考えているんだというので、それは別に珍しいことではありませんが理由を尋ねると「給料が安すぎるし、上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかなくて」とのこと。
その法務部で働く別の日本人と話したときにそのアメリカ人の話が出、その日本人の同僚によると「誰よりもらってるのにお金のことばかり言うし、コミュニケーションが下手で困るんだよね」ということでした。

お給料についてはどちらのいうことももっともで、ローファームやアメリカ企業でのリーガルを経て来た場合、それと比較すれば確かに日本企業の給料は安いでしょう。が、反面普通の社員と比べればはるかに高給取りなのも事実。

お給料については部外者の私がどうこうできることではありませんが、コミュニケーションなら多少のお手伝いは出来るかなーと思って聞いてみたところ、結局根はお給料にあるようでした。
「年下のくせに自分の倍ももらってる人間のサポートなんかしてあげる気にはならない」という同僚達と、「弁護士と無資格者で待遇が違うのは当然、給料が年齢とか勤続年数で一律に上がるという方がおかしい」というアメリカ人弁護士。
気持ちの上ではアメリカ人のいうことが正しいと思いますが、日本の会社はチームプレイ。給料が突出した同僚がいては面白くないのも分からないではありません。
努力して自分の能力を高めて給料を上げる。給料が上がらないのは努力が足りないから。結果、がつがつと努力するかあきらめて適当に流すかの二極化が進みます。
上司を立て、後輩を指導して組織として実績を上げる。すごく頑張らなくても普通にしていれば年数でポジションも給料も上がっていく。突出した人材も出にくい反面、ある程度のことは全員が出来ます。

どちらがいいのか分かりませんが…。おそらくこの溝は埋まらないことでしょう。
アメリカ人の友人には「やっぱり外資の方が合うんじゃないの?転職考えているんだったらそれもいいと思うよ」と言っておきました。

私自身も今日本企業にいて、せっかく取った弁護士資格を生かすこともない環境と待遇に不満を感じる反面、そんなにがつがつと必死にならなくても穏やかに過ごせる状況に居心地の良さを覚えてもいるのです。
posted by ひかり at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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