2008年01月17日

怖かった本

昨日のブログで怖かった映画の話を書きましたが、あの映画を見た後の感じが「なんか昔読んだ小説の読後感に似てる…」と思っていたのですけれど、思い出しました。

デュ・モーリアの「鳥」です。

ヒッチコックが映画化したのでそれをご存知の方は多いかも。あれは短編小説が原作で、「短編」なのですから短いのですけれど、これが怖いのです。
デュ・モーリアといえば代表作「レベッカ」が大好きでした。が、これも読んでいる間はかなり怖かったです。ホラーというよりはサイコ・サスペンスですが。

子供の頃読んだ中で一番怖かったのは、これもホラーではありませんが「そして誰もいなくなった」(クリスティ)。
これは小学生の頃、学校から帰ってきて次兄の本棚にあったこの本を何気なく読み出したところ、最初寝転がっていたのが襲われそうで怖くなり座って読み続け、座っていると今度は背後から襲われそうで壁に背中を押し付け、怖くて泣きそうになりながら読み止められず、しかも途中トイレに行きたくなってときにはトイレのドアを開けたら襲われそうで怖くてなかなか開けられず…大変な本でした。

大人になって読んだ本でダントツに怖かったのは「屍鬼」(小野 不由美)。
この人は不条理というか超自然の怖さを書くのが凄まじくうまく、他の本も怖いものが多いです。が、この本はまた飛びぬけて怖かったです。系統的にはむしろこれが「アイ・アム・レジェンド」に似てるかも。
大体寝る前にベッドで本を読んでいることが多いのですけど、これは読んでいたら怖くて電気を消すことが出来ず、次の晩になってもやはり怖くて電気が消せず、ついに1週間煌々と電気をつけたまま寝たものです。それでも目をつぶるのが怖かったです…。

「鳥」「そして誰もいなくなった」「屍鬼」は私の今までの決して短くはない読書歴の中の怖さベスト(ベストなのか分かりませんけど)スリーです。
posted by ひかり at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひかりさん、こんばんは。
デュ・モーリアの「鳥」、あれは映画とは違った怖さがありますね。
原作の読後感は、怖いというよりも、救われない悲しみや絶望感が私は強かったです。鬱に浸りそうなので、再読はしたことがないです。
ちなみに、私が怖かった本は「遠野物語」
ちょっと、分野が違いますね(汗)
Posted by DORA at 2008年01月18日 21:35
DORAさん、こんにちは。

デュ・モーリアの「鳥」、私も再読してないです。というか上述3冊いずれも二度と読み返してないと思います。なので多分、今となっては本そのものの内容よりも怖かったという記憶に脅えているのかもしれません。
「遠野物語」、柳田国男さんのは読んだことないんですよ。怖いは怖いにしても、好きな人多いですよね。何度か読もうと思いつつ挫折してます。
Posted by ひかり at 2008年01月19日 17:51
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