2008年02月09日

得手不得手

アメリカ人の同僚が非常に気に入っているお店があります。私も結構つきあっていますが彼女は他の人とも行っているのでかなりマメに通ってます。
そこに一緒にご飯を食べに行ったところ「毎度!」と明らかにいい席に通されました。

「あなたはロイヤルカスタマーだもんね」と言ったところ、「違う違う」と笑うので、「でも結構通ってるでしょ?」と言うと「うん、だからロイヤルカスタマーだけど、ひかりが言ってるのはロイヤルカスタマー。私、ロイヤルじゃないから」
いまだに苦手なLとR。それでも語頭に来る単語は意識して発音しているので滅多にこうなることはないのですが(この時は日本語で会話していたので完全にカタカナになっていた)、彼女が「loyal(忠実な)だけどroyal(王族の)じゃないから」と言った違いは音だけでは分かりませんでした…(単語を知っているので分かるだけです)

なんでLとRなんて分からないのかなー、全然違うじゃん。と笑われて悔しかったので、中に入って彼女がピーチサワーを頼もうとしたときに尋ねました。「あれ、ピーチって日本語で何て言うんだっけ」
彼女は一瞬「しまった!」という顔をして真剣に考え、「えーと…。モ、モモ?」
「うわー、腿のサワー!そりゃまずそう!」と笑うと「じゃあモモ(桃)!」
そう、彼女は高低が苦手なのです。桃と腿も何度試しても2度に1度は間違えます(二者択一ですからこの割合からするとただのヤマ勘。)
「今週は忙しくってさ、見てよこのクマ」というので「え、you've got a bear? Where is he?」と言うときょとん。
「言いたいのは隈でしょ。あなたが言ったのは熊」と言うと「何が違うの〜日本語訳分からない」と嘆く彼女に「雲と蜘蛛の違いは?」と追い討ちをかけ、彼女がさんざん試すのを聞いてから「これはおんなじなんだよね〜」とかイジワル言ってみたり。
「桃と腿なんてなんで分からないのかなー、全然違うじゃん」と反撃してみたのでした。
LとRも、日本語の高低も、彼女と私の間では繰り返し出るトピックです。逆に言えばお互い何度言い合っても分かるようにならない部分ということです。

今の勤務先は関西の人も多いので、せっかく彼女が「雨と飴」の違いを覚えてもすぐに混乱する羽目になるというかわいそうな状況ではあります(笑)。

「chopsticksはなんだっけ?」と言うと彼女はすばやく「お箸!」と答え、「おをつければ間違えないもんね〜」と自慢げ。そうか、そういう逃げ道もあるのか。
もちろん逃げ道は大事です。私も英語で話すときはloyal customerなんて難しい(!)ことは言わずにrepeat customerと言えば問題ないわけです。またアメリカでは大統領選がタイムリーな話題ですけど、私はvote(投票)が使える限りは絶対にelection(選挙)は使いません。日本人にはありがちな恥だと思いますが、高校時代留学先の社会の時間にがんばって日本のelectionについて説明しようとしたところ、いきなり最初からクラス中に爆笑されたのは今となっては懐かしい思い出ながらトラウマでもあります。
(Rで発音するとボッキになります。しかもその単語を知らなかった私はクラス中が笑う中で隣の女の子にジェスチャー入りで説明されたのでした)
posted by ひかり at 05:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうしてくれますか!
夢の中で「エレクション・エレクション」と、発音の練習をしてしまいました。
でもLの発音だったか、Rだったかは内緒です。
Posted by DORA at 2008年02月10日 10:48
あははは。それは落ち着かない夢ですね。でもどうしてくれますかと言われても^^;
まあ夢の中なら間違えても恥じゃないですし。
それにしても夢の中でまで発音の練習をされているなんてDORAさんすごすぎです。私も夢の中でまで練習してるぐらい熱心だったらもっとうまくなってたかなあ。
Posted by ひかり at 2008年02月10日 14:13
熱心というか、何と言うか…
実は私の名前、最初にRがつくんです。
例えば、麗花や蘭子(出典@エースをねらえ!)のようにです。
ですから、出だしの自己紹介で、四苦八苦していたのです。
一種のトラウマですね。
Posted by DORA at 2008年02月11日 13:48
なるほど、お名前では逃げ道がないですね(英語風ニックネームを使う人もいますけど)。でもそれなら語頭のRは完璧になったんじゃないですか。

それにしても麗花だの蘭子だの、こうやってみるとゴージャスな名前ですね。ガラスの仮面も麗がいたし、ときめきトゥナイトも蘭世だったような。
私なんか生まれたときに美とか花とかを使うのは名前負けしそうだからやめようということで決められた名前なのに(実話らしいです)。
スペイン語をやっていた当時、微妙なお年頃だったクラスメートが「自己紹介がイヤなんだよねえ」とため息をついていました。彼女の名前はスペイン語ではyoung girlになってしまうのでした。
名前はいろいろありますね。
Posted by ひかり at 2008年02月11日 23:08
>彼女の名前はスペイン語ではyoung girlになってしまうのでした。

うふふ☆わかりました。
かわいいお名前ですね。

私の名前をスペイン語読みのスペルで書くと「次郎」さんになっちゃいます・・・。
Posted by ひろ at 2008年02月15日 09:28
でしょ。日本語では多いしかわいい名前なんですけどね。

ほんとだ。ひろさん次郎さんですね。発音を取るかスペルを取るか。
ちなみにNOVAにスペイン語クラスがほとんどなかったのはその学校名のせいだそうです(←嘘だと思いますけど)
Posted by ひかり at 2008年02月15日 22:12
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