2008年02月16日

英語字幕

Boston Legalというアメリカのドラマを見始めました。
ちょっとしたきっかけで興味を持ったのですが、じゃあ買って見ようと思ったところ日本では発売されていないことが判明。しょうがなくアメリカバージョンを購入しました。
アメリカのDVDはリージョンコード外すのが面倒だったりもしますが何と言ってもネックは日本語字幕がないことです。

が、この話はタイトルからも想像がつくように、ボストンにある法律事務所を舞台とした弁護士たちの話です。
私からすれば比較的得意分野のはず。

ところが難しいのです…。
英語字幕はついているのでこれと映像のおかげでストーリーを追う程度は問題ないのですが、聞き取れない単語や知らない単語は多いし、字幕の速度に追いつけないこともしばしば、しかも必死に字幕を追っていると肝心の映像を十分に見ることが出来ず、「え、今どうなったの?」「ここ、もしかして笑うところ?」なんていう小さなイライラは数え切れません。

せりふのあまりの速さに(普段はせりふにあわせて字幕も読んでいるのですが)字幕を半分も読まないうちに画面が切り替わっていってしまったときは呆然としましたが、呆然と画面を見たら中でその弁護士の相手役の弁護士も呆然としていて、「ちょっと早口すぎない?」と言っていたのはほっとして笑っちゃいました。
それにしても弁護士ものってせりふ長いんですよね。しかもこの話、複数のエピソードが同時進行するし、登場人物が多いしで私のように人の顔を覚えられない人間には理解が困難な構成となっております。

が。面白いですよ。
3シーズンまとめて買ってしまったのでつまらなかったら無駄だなと思っていましたがこれは楽しめそうです(まだ2枚ぐらいしか見てませんけど)。
黒人の母親が娘が「アニー」のオーディションに落とされたのは人種差別だと裁判を起こすエピソードなどは秀逸でした。
娘の才能を信じて疑わないエキセントリックで独善的とも見える母親、ふてくされた様子を見せながらもすばらしいアニーの歌声を響かせる娘。裁判官はアニーが黒人だとあの資産家の老人(名前忘れました)の娘という設定が難しいから脚本自体変更しなくちゃならないんじゃないの、それに決定した白人のアニーだってすばらしい歌声を持っていることだし、こういうことはプロデューサーに大きな裁量権があるものだから、と至極まっとうなことを言います。この時裁判所に黒人司祭が乱入(?)してきて…。涙ぽろりでした。

ところで一応ストーリーが追えているのは英語字幕の存在のおかげです。これは字幕なしでは「得意分野」どころかお手上げだった気がします。
が、この原語が英語でマーケットもアメリカのDVDにおける「英語字幕」という存在、何のためにあるのでしょう。

まあ多様な人種の集まるアメリカのこと、私のように英語のリスニングよりリーディングの方が得意という外国人もいることでしょう。なので、そういう人向けかなと漠然と思っていました。
ところがこれ、見ていると字幕は"Cell rings.""Door opens."なんていう万国共通字幕なんていらないだろうというような効果音まで括弧に入った説明がつきます。
もしかして聴覚障害者用なのかもしれませんね。
posted by ひかり at 11:38| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、ひかりさん。

多分字幕はおっしゃるとおり聴覚障害者用だと思います。こちらはDVDに限らず、普通にテレビも全て字幕が入るようになっているので、親切だなといつも思っていました。日本の放送局では、字幕が入る番組なんてまずないですよね。スペイン語チャンネルでもスペイン語の字幕が入ります。(LAの私の部屋では、半分の放送局がスペイン語放送です。)両方を勉強したい私にとっては、南アメリカは便利なところです。それとやはり移民が多いので、一応どんな人でも入りやすいようにしているのではないでしょうか?そしてもちろんその間にCMが入ることを考えると(もちろんCMも字幕付き)そういう移民の人も将来のお客にしたいという思惑もあるような気がします。字幕がないから情報が得られずに不公平と訴える人もいそうな気がしますし、アメリカの場合。

私も聞き逃したところを確認するのに、役立っています。ひかりさんがご覧になっているような番組では、私もきっと必死で字幕を追いかけてることになると思いますが。(苦笑)私もLaw & Orderなどを見ていると、いつの間にか字幕を追いかけている自分に時々気がつきます。あ、いかん、いかん、と途中で字幕を見ないようにするのですけれど、また分からない場所が出てきてしまうと、字幕に逆戻り。こんなことをずっと繰り返しています。今度私もそのBoston Leagal見てみますね。
Posted by kbt at 2008年02月18日 02:43
時々FOXで見ています。実は今日もシーズン2(かな?)を見ました。AlanとDennyがカナダへ釣りへ行き、ついでに環境裁判に助っ人してくるというエピソードです。カナダの法廷はアメリカとは違うのですね。2人が「イギリスとちがってカツラはいりませんから、、、それに釣りの防水ズボンもね」と裁判長につっこまれるところで爆笑しました。

ブラックなコメディタッチに、人間関係が面白くて、スピンオフ元ネタのThe Practiceよりも気に入ってます。The Practiceには、同じDevid E.KellyのAlly McBealからAllyとBillyがゲスト出演していたことがありましたが、Boston、、、もクロスオーバーしないかと密かに期待しています。

リージョンコード。困りますよね。ハリウッドのお金儲けの都合で、、、。そういえばアメリカでは、ニュースなんかでも、リモコンのボタンひとつで字幕が入るようになっていました。ニュースは同時通訳的(?)にタイプされるので、ミスタイプも多く、時差もあって、かえってわかりにくいと感じたこともありました。結局母国語でないので、どちらかに集中しないとどっちもわからなくなってしまうようです。

日本語の字幕の場合は、意訳みたいなときがあったり、文法や字数の制限から言ってないセリフが先に出たりして、へぇ、、そう訳すのか、、といらないことを考えてしまいます。特に犯罪、法廷ものは単語がおいつけないので、気に入ったドラマや映画は、一度無理矢理英語だけでみて、あとで日本語字幕でもう一度見たりしています。
Posted by ひろ at 2008年02月18日 15:11
>kbtさん

昔は英語学習法として英語教材を英語字幕で見るという方法が紹介されていると、そんなことしたって意味ないじゃんと思っていましたが、そうやって文字で書かれた英語がどう話されるのかを聞いて覚えるという意味では意義がありますよね。
日本の放送局でも最近はプロでない人の発言には字幕が入ることが多くなってきましたけど、確かにまだまだ珍しいですよね。
でも逆にいえば、単一の言語の話し言葉をほとんどすべての視聴者が理解できるわけで、これってやっぱり日本の強みかも。
20も公用語があるような国だと教育も会議も公用文書も大変なことになってしまうというような話を聞いたことがあります。
ただ、アメリカの場合言葉が理解されるかどうかは言語の問題だけではなく教育の差でもあると思うので(日本も今後は分かりませんが、アメリカの教育を受けていない層と受けている層の単語力を含む言語能力の差はすさまじいものがあると思います)、字幕がどの程度の解決になるのか分かりませんが。

Boston Legal、機会があったらぜひごらんになってください。面白いですよ。
Posted by ひかり at 2008年02月20日 22:49
>ひろさん

Boston Legalごらんになってるんですね。FOXは私もちらりと考えましたが、性格的に待てないタチなので…。
一気に買って見たいときに見たいだけ見られるDVDの方に手が伸びてしまいました。
その「カツラ」のエピソード、もしかしてその日の晩にちょっとだけ映像見たかも。Dennyがモーツァルトみたいなカツラかぶってませんでした? あのDennyをやってる人がスタートレックの最初のシリーズの主人公をやっていた人なんですよ〜。
それで見ようという気になったのでThe Practiceは見ておらず、(彼の出る)シーズン8だけ見るべきかどうか迷い中です。
Ally McBealもシーズン3までは結構見たのですが…。ビリーが××でしまうって本当ですかっ?

リージョンコードは本当に迷惑です。
特に日本の場合は言語の問題がありますし、私だってリージョンコードなんか共通でも日本語版があれば日本語買うのに…。どうせ外す方法なんていくらでもあるんだし、リージョンは今でもハリウッドの「お金儲け」に貢献してるんでしょうか。
迷惑なばかりで無意味なことはしないで欲しいです。

そうそう、日本語字幕と英語音声だと聞こえてくる情報と見える情報の中身が違っていることが割とあるのに、それを特段の混乱もなく処理してしまう脳ってすごいなと思います。
Posted by ひかり at 2008年02月20日 23:02
>Dennyがモーツァルトみたいなカツラかぶってませんでした?

はい、そうです。笑いますよー。

>あのDennyをやってる人がスタートレックの最初のシリーズの主人公をやっていた人なんですよ〜。

あぁ!カーク艦長ですね!印象ある顔だけどなんの役で?とずっと気になっていました。あまりにイメージが違うのでわからなかったのですね、すっきりしました。
スタートレックは詳しくないのですが、友人がはまっていて、主な登場人物の顔が少しわかるくらいです。
最近、Super!dramaTVで「ボイジャー」と「エンタープライズ」をたまに見るのですが、話がわからないです、、、。入るならシリーズの最初から見たほうがいいのでしょうか。

ところで「スターゲイト」というSFショーがギネス公認の最長SFシリーズなんだそうです。てっきり長寿といえばスタートレック?と思っていたのでちょっと意外に思いました。

>ビリーが××でしまうって本当ですかっ?

・・・機会があればご自身で結末をお確かめくださいっ。
ビリーが出ていた頃が一番ストーリーが安定していたように思います。その後は視聴率?ギャラ?などで、相手役がころころ変わって。ロバート・ダウニーJrのときは、ビリーを超える運命のカップルだと思いましたが、ドラッグ所持の逮捕により、これまた急にbreak upしてしまいました、、、。
Posted by ひろ at 2008年02月22日 13:57
>あぁ!カーク艦長ですね!印象ある顔だけどなんの役で?とずっと気になっていました。あまりにイメージが違うのでわからなかったのですね

えーと、ひろさん。
地雷を踏まれていることにお気づきですか?
あまりに彼の顔が変わってしまったことはファンの間では触れてはいけないタブーなのです。(←マイルールですけど)

それから日本のファンの間ではCaptain Kirkは伝統的にカーク「船長」ということが多いようです。
映画では「艦長」という字幕を見たような気がしますし、その後のシリーズは原則captainは「艦長」なんですけど。

どうせならやっぱりこの初代のシリーズ宇宙大作戦(The Original Series=TOS)から見ていただきたい気もしますがやっぱり映像効果がさびしいこともあり、今の映画やドラマを見慣れている人には物足りなく見えることも多いようです。
ただテーマは不変というか非常に現代的なものも多く私は大好きです。

と、思わずスタートレッ クの単語が出ると食いついてしまうのでした。

>友人がはまっていて、

いいご友人をお持ちですね! 大事になさらないといけませんよ(笑)

それにしてもスターゲイトの方が長いとは私も意外です。あれもオリジナルがあって映画があってリメイクされてとかでしたっけ?
それにしても60年代からのスタトレの方が長い気がしますが…。
とりあえずスタトレって、スターゲイトよりスターウォーズよりバトルスターギャラクティカより長いんだと思ってました。
Posted by ひかり at 2008年02月24日 00:39
ひかりさん

>地雷を踏まれていることにお気づきですか?

あ、あぅ(汗)失礼しました〜。
いやいや、SFものとリーガルものの、イメージチェンジ、ということで、、、(さらに深み?)
機内でサンドラ・ブロックの「Miss Congeniality」(邦題は書くのがちょっと恥かしいです)をやっていて、久しぶりにみましたが、これにも出演されていましたね。

SFもの、というよりは普遍的な人間のテーマで人気があるわけですね。
徐々に入ってみたいとおもいます!

スターゲイトも映画があるみたいですね。
スタートレックのほうが、昔から書籍でもあって古いイメージがありますよね。
ドラマの本数だけでのギネス公認最長なのかもしれません。

Posted by at 2008年03月03日 11:41
ひろさん(ですよね)

>徐々に入ってみたいとおもいます!

ふふふ。しかと聞きましたよ。
ぜひ入ってみてください。普通に見ても面白いと思いますが、アメリカ社会になじみのある人だと一層裏のテーマがわかって面白いと思います。

スターゲイトは映画の方が評判いいですね。
私はテレビの方が面白いと断言する友人からDVDを借りて挫折したので、映画には手を出していませんが。
バトルシーンはスターゲイト>スターウォーズ>スタートレックではないかと思うので、迫力のあるアクションが好きだとスターゲイトの方が面白く感じるのかも。
本数やシリーズが多いのは、後から入ってくる人には敷居が高くてつらい部分もありますが、世界観がその分緻密になっていたりと、深みが出る部分もあり、一長一短でしょうか。
Posted by ひかり at 2008年03月08日 23:45
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